慣れたら快適!Affinity Designerでのイラスト制作も結構いい感じ
“Illustrator高すぎんねん”
どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。
Illustratorの代替アプリとして有名なAffinity Designerでちょこちょこイラスト制作を始めてから半年近い期間が経過しました。
良くある「買ったら満足」で終わらず、きちんとイラスト制作に充てることができているという面で、現在の僕の用途にはぴったりと当てはまっているようです。
なお、仕事が忙しい時期はなかなか描く時間を作れない悩みもありますが、そういう時でも必ず手は動かすようにしたいので、以前購入したマイブックにイラストを毎日描くようにしています。
これまでAffinity Designerで制作したイラスト
これまでAffinity Designerで制作してきたイラストはこちら。
数はそれほど多くないですが、初期の頃に制作したイラストよりも最近のはだいぶ使い慣れてきた感じが見受けられます。
下の方にあるピカチュウは、小学生の甥っ子が描いたイラストをAffinity Designerで描き起こしました。
特に、今まではFireAlpacaでLINEスタンプの制作をしてきましたが、次回からはAffinity Designerで描き始めています。
ピクセル形式よりもベクター形式の方が、塗りつぶしの漏れも減りますし、拡大しても線が綺麗なので描いていてとても気持ちいい。
とはいえ、基本的にはドローアプリというよりも、トレースアプリという認識ですので、どれだけしっかりと下描きを綺麗に描きあげることができるかに影響されます。
最近の描き方について
Affinity Designerでイラストを制作し始めた頃は、主線を直接なぞるのではなく、後で微調整が可能となるように主線の外線をなぞっていく描き方を続けていました。
良い意味で言えば、より細やかな微調整が可能となるため、こだわる人には良い描き方なのかもしれませんが、この描き方でしばらく描いてみた僕の感想としては、「主線のトレースだけで異様に時間がかかる」というもの。
そのため、最近では描き方を改め、主線はそのまま大きく一本の線を引き、線の強弱をつけたい時には、筆圧変更で意識的に調整するようにしました。
この描き方なら、全体像をしっかりと把握した上で、後から主線を調整することが容易なので、ようやくすっきりとしました。
修正が簡単なところが大好き
何より一番大きなメリットがこちら。
「とにかく修正が楽」
ドローアプリの場合は、線の描き間違いがあれば、一旦線を消してから描き直しをする作業を繰り返すことになりますが、ベクター形式なら線の調整で済む場合が多いです。
少しポーズが異なる複数のイラストを描く場合にも、Affinity Designerならイラストの反転や一部パーツの大きさ調整・位置や向きの変更もすぐにできたりします。
陰影をつけるには、マスクレイヤーを使ってガウスぼかしエフェクトをのせることで、クリスタやSAI、FireAlpacaなどで影をつけるのと同じような雰囲気にすることも可能です。
まとめ
ただ、正直相性が大事なアプリだと思いますので、動画サイトなどで描き方のイメージを掴んで、自分の用途にあったものかどうか判断をした方が良いと思います。
僕の場合はドローアプリで綺麗な曲線を手描きするのが苦手でしたので、このアプリを使い始めてから線画はかなり楽しく描けるようになりました。
本来は塗りを別アプリにした方がいいのでしょうが、現状はAffinity Designerだけで着色までできていますので、そのような使い分けはもう少し先の話かもしれません。