【1password】最強のパスワード管理アプリをインストールしてみたよーこれ一つで乗っ取り・セキュリティ対策は完璧にできちゃうらしいー

“パスワード管理大事なのはわかっているんだけどなぁ…”

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LINEの乗っ取り被害やGoogleアカウントへの不正アクセスなど、僕の身の回りでも相当不審なさサイバー被害が出ている。

 

以前は、Playstation Storeに登録していたクレジットカードの不正利用などもあった。その時は、クレジットカード会社が早期に気づいてくれたおかげで、大きな被害は無かったが、やはりIDやパスワードの使い回しがいけないのかなあと感じていたため、今回相当悩んだ上で、パスワード管理アプリの定番「1password」のMac版を購入することに決めた。

 

以前のエントリ「【初挑戦】iTunesカードが10%分のポイントくれるっていうから、試しに買って登録作業をしてみたー普段はクレジットカード決済だったけど、こっちの方がお得なんじゃ…ー」でチャージしたStoreクレジットを使ってセール中の1passwordの購入とインストール、初期の設定を行ったので、手順をまとめておきたい。

 

App Storeでアプリを購入

まずはApp Storeで「1password」を検索し、購入ボタンをクリック。今回はセール中だったので、3800円でお得に購入することができた。現在は円安のため、通常価格だと6000円と高額となるため、できればセールのタイミングを見つけて購入することをオススメしたい。

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購入が完了したら、自動的にLaunchpadにアプリがインストールされる。

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ダウンロード速度はインターネット回線の環境次第だが、必要な領域は34MBと比較的小さめ。早い回線を使っているならほんの数分で終わってしまうはず。

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無事にインストールが完了したら、実際に起動してみよう。

 

 まずは初期設定をしよう

アプリを起動すると、使用方法についての案内や注意が表示される。基本的には英語表記なのだろうか。使い方はなんとなくわかりそうなので、説明文を読むのは大体にして、後は全てすっ飛ばす。

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と、その前に、使用しているインターネットブラウザの拡張機能に「1password」を設定しておこう。こうすることで、いろんなサイトでログインID・パスワードを入力した時に、自動的に「1password」が起動し、ログインID・パスワードが記録される。

 

【agile bits】「1Password Browser Extentions(safari版)」

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safariを使用している方は、上のリンクからsafari用の拡張機能をインストール。

 

上の拡張機能設定が終わったら、ようやく初期設定を開始。

まずは1Passwordを立ち上げて、【初めて1Passwordを使います】を選択。
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【新規ヴォールトの作成】で《マスターパスワード》を設定する。この時、マスターパスワードを忘れた時のために、【パスワードを忘れた場合のヒントを入力してください】の欄を入力しておくこと。

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設定が完了したら、マスターパスワード入力画面が出てくるので、先ほど設定したパスワードを入力する。

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1Passwordの設定と機能を確認

【セキュリティ】の設定を確認する。チェックの項目は用途に合わせて決めてOK。僕の場合は、念のため離席時のセキュリティを高めるために、【5分間のアイドル後にロック】にチェックを入れておいた。

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リッチアイコンは、設定するとIDとパスワードを登録するサイトごとのアイコンが表示されるため、イメージがし易くなるので、特別な理由がない限りはチェックを入れたままで問題はない。

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続いて、【1Password mini】の設定。《Yes, use 1Password mini》を選択すれば、上のメニューバーに1Passwordのアイコンが表示されるので、メニューバーに余裕がある方はチェックを入れておこう。

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【同期を保つ】では、他のApple製品(iPhoneやiPad)を使用しているのであれば、《iCloud syncing》のみONにすればOK。ニュースレターは余計な情報が届いたりするのが邪魔なので、必要のない人は入力しないようにしよう。

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以上の設定が完了したら、上の画面の右下にある【1Passwordを使う】をクリック。

 

 

各項目の機能について

【すべてのアイテム】では、設定したすべてのサイトやクレジットカード等のセキュリティ情報がすべて表示される。特に意識して使用することはないが、登録している情報を一覧で見たい時にはこの項目を見るようようにしてもいい。

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【お気に入り】では、登録したセキュリティ情報の中で、お気に入り(星ボタン)を設定したものだけが表示される。頻繁に使用するセキリティ情報や定期的にパスワードを変える必要のあるものであれば、お気に入りに登録しておくと便利だろう。

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【ログイン】は1Passwordのメインとなる項目。基本的には、この項目にほぼすべてのサイトのログインID・パスワードが蓄積されていく。

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【セキュアノート】は、映画のチケットをオンラインで買った時に発行される確認番号といった一時的な情報を書き留めておく時に使用する。メモ帳のようなイメージを持っていただければ問題ない。

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【クレジットカード】は文字通り、よく使うクレジットカード情報を書き留めておくことで、必要な時に即座に呼び起こすことができるようになる。

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【個人情報】の項目では、自分の氏名や住所といった情報を入力することができる。

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ちなみに、1Passwordの右下にある《+ボタン》をクリックすると、左側のメニューに項目を追加することも可能なので、必要に応じて使用するともっと便利になるはずだ。

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詳しい使い方は今後追加をしていきたいと考えているが、一旦登録作業を終えてしまえば、その後はとても便利なアプリだと感じている。

IDとパスワードの記録だけであれば、iCloudキーチェーンでも問題はないのだが、英数字をランダムに組み合わせてパスワードを生成する【パスワードジェネレータ】といった機能を使って、より強固なパスワードを設定したいと考えている方にはこのアプリがとても重宝するはず。

 

 

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