一眼レフカメラを買ってから知ったメリットとデメリットー良い面も、悪い面も、ひっくるめて検討した方がいいよー

“綺麗な写真を撮りたい!!”

 

どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。

一眼レフカメラを買ってから気づけば半年ちょっとが経過しました。

 

購入当初はiPhoneやコンデジと違うクオリティの写真が撮れたので、目に映った景色をとにかくなんでもかんでも撮影していました。

 

ですが、写真の枚数が増えてはいくものの、「見返したい」と思える写真が少ないことに気づき、写真はただ「撮る」のではなく、「考えてから撮る」ということに気づきました。

 

それから、構図の勉強をし始め、本で学んだ構図の知識を実践するようにすると、段々と一眼レフカメラで撮る写真の楽しさを実感し始めました。

 

実際に「一眼レフカメラを買いたいけど、正直悩んでいるんだ」という方に向けて、「一眼レフカメラのメリット・デメリット」についてまとめてみましたので、購入にあたっての参考にしていただけると幸いです。

 

メリット

写真がとにかくキレイ!

以前ブログでも紹介した「Canon EOS 8000D」を常日頃から持ち歩くようにしていますが、初めてシャッターを押した時の感動は今でも鮮明に覚えています。

 

「カシャッ」という音とともに、プレビューモニターに映し出される綺麗な写真には完全に度肝を抜かれました。

 

高画質なだけでなく、自動的に補正も施されるため、撮って出し(カメラで撮影したままの写真をパソコンなどに移して見ること)でも必要十分以上の描写をしてくれます。

 

前にiPhoneやコンデジで撮ってきたたくさんの写真が霞んでしまうくらい綺麗に描写された写真の中の世界は、時が止まったかのような印象さえ感じさせてくれます。

 

世界の時間を切り取る感覚

「写真を撮る」という目的であれば、正直いって今やiPhoneやAndroidといったスマホでも十分高画質です。

それに加えて、旅行の際はコンパクトデジタルカメラを携えて行くことも多いかと思います。

 

いずれも鮮明な写真をしっかりと映し撮ることはできます。

 

では、一眼レフカメラの何が良いのでしょう?

 

半年ほど使ってみて分かったのは、どうやら「世界の時間を切り取ることができる」という感覚の気持ち良さがあるのです。

 

自分がイメージした構図で、狙った被写体をフォーカスし、シャッターを切る。

 

すると不思議なことに、その一瞬は永遠へと早変わりします。

 

特に、躍動感のある写真を撮った時にそうした感動がより一層大きくなる印象です。

 

作品を生み出していく喜び

上の②の楽しみが更に発展していくと、「作品」を生み出したいという欲求が芽生えてきます。

 

僕自身、まだまだ知識も技術も不足していることは重々承知していますが、それでもシャッターを押し続けようと努力しています。

 

とはいえ、背景のボカし、色彩の豊かさ、シャッタースピードの速さなど。

 

一眼レフだからこそ使える機能も多く、液晶を見ながらタイムラグでシャッターを押すのではなく、ファインダー越しに「今見ているこの瞬間」を色鮮やかに切りとれるのは、購入してから半年経った今でも、本当に素晴らしいと思います。

 

とはいえ、無意識にシャッターを切るだけでは「おしゃれのため」にカメラを所持しているに過ぎないので、「作品」として写真を撮るつもりであれば、しっかりと構図や基本操作を勉強しておくことをお勧めします。

 

デメリット

持ち運びが辛い・重くて負担になる

上で散々持ち上げておいてなんですが、それではどんなデメリットがあるかと言うと、真っ先に思い浮かぶのがこちら。

 

「重い、、、」

 

一眼レフカメラの醍醐味と言えば、状況に合わせてレンズを付け替え、イメージした写真をしっかりと写し撮ることなのです。

 

しかし、反対にそれがデメリットを生み出す要因にもなり得ます。

 

例えば、ダブルズームキットを購入した場合には、標準のズームレンズと望遠のズームレンズが付属します。

 

近くの人を写したい時には標準ズームですが、遠くの動物や被写体を写したい場合には望遠ズームに付け替えます。

 

夜景や景色撮影の際に、手ブレを避けるために三脚を必携することもありますし、交換用のバッテリーなども含めて考えると想像以上に重装備になることも。

 

「いやいや、綺麗な写真を撮るためなら、重さなんて屁の河童さ!」

 

そう言える人は一眼レフカメラが向いています。ぜひ購入して使い倒してみてください。

 

人に渡しても上手に撮ってもらえない

僕自身、購入前に気づかなかったデメリットがこちら。

自分が撮影する写真と、友人に撮影してもらう写真のクオリティが歴然としてしまうのです。

 

F値だとか、露出とか、シャッタースピードとか、そんな次元ではなく、構図や背景のレベルで、イメージからかけ離れた写真ができあがってしまうのです。

 

特に、ファインダー越しに写真を撮ることに慣れていない人は、手ブレを起こさないカメラの構え方も知りませんし、ひどい場合には背景にピントが合ってしまって、肝心の被写体が前ボケしてしまうという事例も散見されます。

 

僕の場合は、自分の写真を綺麗に撮ってもらいたい時は、始めから一眼レフカメラを持っている友人を誘って出かけるようにしています。

 

カメラに疎い友人や旅先の人に無理して撮ってもらおうとして失敗するくらいなら、始めから撮ってもらおうとしないようにした方が賢明です。

 

操作方法から構図まで、一通りの勉強が必要

上の方でしれっと触れてきましたが、「一眼レフカメラを買ったら勝手に写真が上手になる」なんてことは一切ありません。

 

むしろ、iPhoneやコンデジで撮っていたときよりも下手な写真が量産される可能性さえあります。

 

そのため、まずは「写真撮影」において重要なF値、露出、シャッタースピード、構図、構え方、カメラの操作方法全般まで、一通り勉強する必要があることは肝に命じておきましょう。

 

一眼レフカメラは、「今まで以上に写真を綺麗に撮ることができる機器」ではありますが、「買っただけで写真撮影の技術が上がる魔法の杖」ではありません。

 

それなりに勉強も、それなりに撮影回数も、それなりに事前調査も必要となることの方が多いです。

 

ただし、一旦綺麗な写真を撮れてしまえば、それらを補って余りあるほど有意義な楽しみを得ることができますので、この折に一眼レフカメラの購入を検討している方はぜひお試しいただければと思います。

 

まとめ

「一眼レフカメラを買って良かったか?」と聞かれれば、僕は「最高に良かった!」と即答できます。

 

一方で、「ではそれを友達に勧めたいか」と聞かれれば、「わざわざ勧めたりはしない」と即答します。

 

自分のパソコンに保存されていたiPhoneやコンデジで撮った写真と、一眼レフカメラで撮った写真を比較してみると、驚くほど質が違っているのがわかるので、僕自身は大変満足です。

 

しかし、操作方法や構図を勉強した上で、出かけるたびに一眼レフカメラと交換レンズを持参して、街中だろうと、人がたくさんいようと、気にせず一瞬でパシャりと撮影する気概が無いと、間違いなくタンスの肥やしになるでしょう。

 

一眼レフカメラを買うということは、「勉強」と「被写体探し」に力を注ぎながら、人がたくさんいても変な姿勢になってでも写真を撮る度胸を持たないといけません。

 

「ちょっとキレイな写真を撮りたい」というのであれば、最新のコンデジでも、最新のスマホでも問題は無いですし、携帯性はそちらの方が抜群に優れています。

 

良いカメラを手にしたら、すぐさま良い写真を撮ることができるなんて考えない方が良いでしょう。

 

「考えて」「撮る」

 

この行動をしっかりとすることができれば、自然と写真の撮り方が身についてきますので、一眼レフカメラを買った方がいましたら、たくさん素晴らしい作品を生み出していってほしいと思います。

 

 

 

 

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