【ライフハック】趣味を断捨離したら、「本当にやりたかったこと」に気づけたーアレもコレもと手を出しすぎない生き方に出会うー

“どれもこれも中途半端だ、、、”

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趣味はいいですよね。

 

「釣り・山登り・ピクニック・バーベキュー・川遊び・海水浴・スノーボード」といったアウトドアな趣味から、「読書・映画鑑賞・音楽鑑賞・イラスト製作・ウェブ製作」といったインドアな趣味まで、世の中には趣味を通じたたくさんの「楽しいこと」があります。

 

僕の場合は、「ダンス・フィギュア集め・イラスト製作・ブログ執筆・映画鑑賞・読書」がメインの趣味でした。

 

“でした、、、”というのには理由があります。

 

これらを全て100%の割合で取り組もうとすると、圧倒的に時間が足りず、

 

“今週はダンス、来週はイラスト、ブログも書いて、映画も観に行かなきゃ!!あっ、昨日買ったフィギュアを開封してレビューしようかな、でも時間が、、、”

 

などと「楽しいはずの趣味の時間」が一転して「自分の生活時間を拘束する義務の時間」に変わり始めていました。

 

「モノ」の断捨離は実践していても、時間に追われる毎日を振り返ってみると「趣味」までは断捨離していなかったことに気づき、ある時「本当に自分がやりたいこと」を見つめ直すようにしました。

 

「惰性」で続けている趣味ではないか?

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一番最初に断捨離をするきっかけになったのが、「フィギュア収集」です。

 

フィギュアとは面白いもので、1つ買うとその1つが仲間を呼びます。

 

「1体じゃあ、なんとなく見た目が寂しいから、他のキャラクターも買っちゃえ」といった感じで、気づかぬうちに新しいフィギュアをポチり、数日後には自宅に郵送されます。

 

のめり込み過ぎる人の場合は、開封用・保存用・布教用として、同じフィギュアを3体以上購入することもあるという話を聞いて、“人間の欲は底知れないなあ”なんてぼんやりと感じた次第です。

 

実際に、僕は少年ジャンプに掲載されいてるONE PIECEシリーズのキャラクターが立体化された「Portrait.Of.Pirates(通称P.O.P)」を買っていましたが、ただでさえキャラクター数の多い漫画のため、かなり早い段階で部屋の容量に限界がきました。

 

しかしながら、新しく発売されるキャラクターを買っておかないと後でプレミア価格になってしまうため、「欲しいかどうか」に関わらず、どんどん予約購入をしていました。

 

そんなある時、ふと我に返って“なんで部屋の中を人形と未開封の箱に占領されなきゃいけないんだ?”と気づいたのは、部屋の中が取り返しがつかない状態になってからでした。

 

“一度買い始めたから、とりあえず買い続ける”

 

無意識にそういう考え方で続けているうちに、段々と「フィギュア収集」という「趣味」がいつの間にか「義務」に変化していたのです。

 

“楽しくはないけど、止めるに止められない”

 

これでは完全に本末転倒です。

 

「惰性で買い続ける習慣」をきっぱりと断つため、「未開封のフィギュア」と「持っていてワクワクしないフィギュア」を選別して、全てまとめて買取ショップへ引き取ってもらいました。

 

部屋のスペースが確保され、所有していたフィギュアの数が一気に減ったことで、自分が本当に所有していたいモノに目を向けることができたと同時に、「惰性で買い続ける習慣」からきっぱりと決別することができました。

 

「趣味ごとに優先順位をつける」

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スポーツ系の趣味であれば、事前準備から練習・本番に至るまで、凡そ1日近い時間を費やすことが多いと思います。

移動・ウォーミングアップ・練習/本番・クールダウン・移動。これだけで最低でも半日、通常であれば1日を終えていることも。

 

一方で、読書が趣味であれば本屋での物色から実際に読み終えるまでで半日はかかりますね。

 

趣味が何であれ、楽しんで続けていればそれは何物にも代えがたい「充実感」をもたらしてくれるはずです。

 

しかし、趣味を無尽蔵に増やしすぎると「いずれも中途半端」な状態に陥ります。

 

それならいっそ「一番楽しいと思える趣味」に力を注いただ方が時間もお金も無駄にすることがなくなります。

 

実際に僕はブログ執筆・イラスト製作・映画鑑賞の3つに絞り、それ以外の趣味は本当に時間に余裕がある時にだけやるようにしたところ、人付き合いの見直しとともに、本当に自分らしくいるためにすべきことが何かが見えてきました。

 

優先順位をつけた結果、今まで続けていた趣味を手放すことになってもそれによって培った知識や技術が完全に0になるわけではなく、反対に新しい趣味の中で活かすことができるようになる可能性の方が圧倒的に高くなります。

 

もしも多趣味で二進も三進もいかなくなったら、一度「優先順位」をつけることを意識してみるといいかもしれませんね。

 

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