【悲報！】WWDC2016でMacBookシリーズ発表無し！！ー「OS X」の名称変更と「iOS10」の発表中心ー
“新型MacBookの発表が無かった、、、”
Gizmodoを始め、多くのガジェット関連情報サイトやブログで「新型MacBook Pro」と「新型MacBook Air」の発表があるはずだ！と言われて開催されたWWDC。
Appleの発表の中に「新型MacBook」といったハードウェアに関する発言・発表は一切ありませんでしたね。
今回は主にOSに関する発表に終始してしまいましたが、詳細を簡単にまとめておきます。
（YouTube）【WWDC2016で2時間にも及ぶ発表を7分でまとめた動画】
watchOS、tvOS、macOS、iOS全てがアップデート
watchOS変更点まとめ
・ウォッチフェイスの変更がスワイプ一つで可能
・手書き入力をテキスト変換する「Scribble」機能を実装
・サイドボタン長押しで110番へ通報可能
・深呼吸を促す「Breathe」機能を追加
tvOS変更点まとめ
・siriでの操作が可能に
・サブスプリクションサービスへのシングルサインオン機能追加
・iPhoneのsiriやキーボードでApple TVの操作が可能に
macOS変更点まとめ
・「OS X」から「macOS」に名称を変更
・新しいOSの名称は「macOS Sierra」となる
・「オートアンロック」機能追加
・「Universal Clipboard」機能でiOS・macOS間のコピペがスムーズに
・iCloudが全ての端末で共有可能
・「Apple Pay」導入
・「Siri」追加
iOS変更点まとめ
・「iOS 10」が登場
・ロック画面からのアクセス向上
・Siriを開発者へ開放し、サードパティアプリと連携が可能に
・入力予測「QuickType」がより高度に
・「写真」アプリが顔認識だけでなく、景色や動物の検索までできるようになる
・Apple Musicのデザイン刷新
・「Home」アプリでHomeKit対応家電の操作をまとめることが可能に
・留守電の音声をテキスト化
・「iMessage」で写真に落書き、吹き出しにエフェクト、手書きなどの機能強化
期待されていた「新型MacBook」などのハードウェア発表は無し
事前に噂されていた「新型MacBook Air/Pro」などのハードウェアは一切発表されませんでした。
前のモデルが発売されてから約1年以上経過しているにも関わらず、ハードウェアの発表が無かったことで、多くのAppleファンは肩を落としたことと思います。
実際のところ、WWDCは「ソフトウェア発表」が中心のイベントであるため、ある意味間違ってはいない。
とはいえ、こうしたApple最大級のカンファレンスで「新型MacBook」などのハードウェアを発表することで、大きな宣伝効果を期待できたはず。
WWDCまでMacBook Air/Proの買い控えをしていた方が、新型の発表がなかったことで安心して購入に踏み切れるかといえば疑問符が残ります。
今から購入するということは、高い価格で近いうちに「型落ち」が予定されている製品を手にすることになるのですから、買い控えの手は益々増える可能性が高まります。
iPadで「Swift」のプログラミングを学ぶ「Swift Playgrounds」発表
個人的にはかなり嬉しいニュースです。
iPhoneアプリやiPadアプリ開発のための言語「Swift」がゲーム感覚で学べるアプリがリリースされるようです。
小難しい参考書片手に学び始めようとすると、どうしても重苦しい感じになってしまいますが、ゲームであれば割と敷居が下がってアプリ開発に興味を持つ人も増えるように思います。
さらに言えば、将来有望なエンジニアの卵である子どもたちがアプリ開発に触れる機会としてとても適しているような仕組みになると思います。
まとめ
ハードウェアの発表を心待ちにしていた方にとっては残念な結果となりましたが、ソフトウェア面では大幅な変更点が多く発表されました。
とはいえ、タッチバータイプの薄型MacBook Proやデザインを刷新したMacBook Airが突然販売開始となる可能性も否定はできませんので、続報を待ちたいと思います。
ただ、僕個人としては4月にMacBookを購入したのである意味ほっとしている部分もあります。
新型MacBookを買ったので、「開封の儀」を執り行ってみましたよ！ーそれでも薄くて軽いは正義だと思えたー
