『ブログ飯 個性を収入に変える生き方』を読んだ感想をまとめてみたー時間を切り売りする生き方が変わりつつある時代ー
“記事を書く時は、常に新しいネタを仕入れて、あなたの頭の中でしっかり料理して、読者に楽しく読んでもらえるように心がけましょう”
会社で毎日馬車馬のように働き、自分の時間を売る。体力と気力を支えに今日も仕事を終えて、明日に備えて力を蓄える。段々と疲れ果てた頃に、「ブログだけで生活をしている人はどんな風に成功したのだろう」と考えていたら、この本に出会った。
この本は、巷に溢れる「ブログだけで生活するためのノウハウ」が書かれた本でも、「SEOのコツ」「セミナーに参加しよう」でも、ましてや「効果的なブログ飯が可能なブログの作り方」ですらない。
むしろ反対に『ブログだけで飯を食っていく、もしくは家族を養うつもりなら相応の覚悟をしなければいけない』と説いている。苦労をして、工夫をして、苦渋を舐め、それでも踏ん張って苦難を乗り越えることで到達できる一つの過程を筆者の実体験に基づいて力強く書かれていた。
折角なので、本書の中で特に気になったセンテンスの紹介と感想(レビュー)をまとめてみたい。
“誰よりも”に重点を置く
私の最初の成功パターンは「新しい商品/サービスがリリースされたら誰よりも早く、誰よりも詳しく、誰よりも多くの情報を提供する」という単純な原理でした。文字で読むと当たり前のように感じるかもしれませんが、当時のインターネット上では意外とこんな単純なことをやっている人が少なかったのです。だからこそ、単純なことでも徹底的に行動することによって、そのジャンルで頭一つ突き抜けることができたのだと自負しています。
日本でも広くインターネットが普及して早くも20年余りが経過した。
少し考えてみよう。
周りを見渡せば、スマホでFacebook、Instagram、LINEやtwitterをいじりながら歩く人たちがいて、スタバなどのカフェではお店のWi-Fiを利用しながらノートパソコンで作業に没頭する人たちがいる。家に帰れば、自宅のパソコンでその日の晩御飯のアイデアをCookpadから得ようとする母がいて、YouTubeでゲームの実況動画をやりながら、3DSでオンラインの友人とモンハンをプレイする兄弟がいたりと、「インターネット」があたかも生活の一部であるかのように深く根付いている。
そんな中、『情報の量』は確かに大幅に増大しているように感じてる。少しネットサーフィンをするだけでも、どこか別のサイトで見たことがあるような情報が、また別のサイトを訪問した時にもニュアンスを変えて再び登場することがある。
インターネットの世界では、“見たことのない新しいモノ”が最大のアドバンテージを持つが、一方で“以前どこかで見た情報”となるとその情報は一気に価値を失ってしまう。『良い』を感じた情報を、何も手を加えず、ただ単に《コピペ》するだけでは、そこの付加価値は存在せず、誰からも見向きもされないブログとなってしまうということを指しているのだと思う。
必要なのは、情報に対して、自分なりの解釈や思いをしっかりと乗せることなのだと気付かされた。
“好きなことだったからこそ”
振り返ってみると、好きなことを続けてきた結果が今に結びついているのだと、強く感じています。好きなことだったからこそ、会社に勤めながら5年、フリーランスになってからも4年、計9年間もブログを書いてこられたのです。好きだったからこそ、(ブログを運営するのに必要な知識などを)勉強するのも苦じゃなかった。好きだったからこそ、偏向した愛情が文章に出て、訪問者の人に楽しんでもらえたのではないかと思います。「好き」を仕事にする強みを、今、しみじみと実感しています。そして、それはブログさえあれば、実現可能なのです。「飯が食えるブログ」を作りたいと思ったら、まずはこんなことを自分に問いかけてみましょう。
●「自分は文章を書くのが好きか」
●「人に伝えたいことはあるか」
●「何か表現したいことはあるか」
●「一晩中でも話していられるような趣味があるか」
●「自分の経験や知識の中で人に喜んで貰えるようなことはあるか」
これらのうち、なにか一つでも引っかかるようなことがあれば、ぜひ気軽にブログを書き始めてください。アクセス数アップや収益の向上など、ブログの成長スピードは人それぞれですが、好きなことを続けていれば、必ず何かしらの結果に結びついてきます。
この中で一番大事なのは、「文章を書くのが好き」かどうか。上手かどうかは問題ではありません。読みやすさ、表現方法、内容の深みなどは、続けていくこと、勉強していくことで少しずつ向上していきますから。アクセスアップや収益の話は二の次で、最初は、自分の好きなことを書いてみて、読者と交流しながらブログ運営の楽しさを感じてください。まずは、楽しく書き続けられるテーマを見つけること、実際に続けることが先決です。
「“Give and Take”がビジネスの基本だ」と聞いたことがある。人に有益な情報を与えたり、困っている時に手を貸したりすることで、見返りとしての報酬が返ってくるという考え方だ。
それでは、それをブログの運営に当てはめて考えてみた時に、「自分はこれだけ有益な情報を全世界向けに発信しているのだから、あっという間に大金を稼ぎ出すことができる!」と息巻いてしまっては目も当てられない。
一つの記事を書くのに、コピペばかりしているブログサイトであれば、10分〜30分そこらしかかからないだろう。しかし、それでは最も大事なブログ訪問者を連れてきてくれる「Google」という巨大戦艦の航路から外され、誰からも見向きもされない「離島」もとい「孤島」に成り果てるだろう。Googleという検索エンジンはコピペにとても厳しい。同じ内容の記事が複数のサイトに存在している場合、「タイムスタンプ」がしっかりと記録されているため、最も前に書かれているオリジナルの記事を優先して表示するように設計されている。
そのため、本当に価値ある記事を書き上げるためには、「自分自身の頭で考えた文章を載せること」に他ならず、自分の頭で考えて記事として書き起こすには、上で書いたような10分〜30分そこらでちょいちょいと仕上げることはできない。
ビジネスの基本とは異なるかもしれないが、少なくとも“Give、Give、and Give!!”こそブログの根底であって、最初から見返りを求める姿勢は必ず読者に伝わってしまうだろう。
「本気でブログ飯を実践したいなら、心から好きなテーマ・ジャンルを選択することが重要だ」と筆者は述べている。これには僕もとても共感している。例え世間的に話題のビッグワードを使用することで、一時的な検索流入を期待することはできても、中・長期的には何の意味もない。あくまでも継続的に自分が好きなテーマについて、しっかりと時間をかけて丁寧に描いていくことで、ようやく結果がついてくるが、それまで長い時間がかかる可能性もあるということ。組織的に行うのであれば時間的な面は短縮することは可能だろうが、個人でやろうとするとそれなりの時間を要する覚悟は持つようにしたい。
“つまらない・役に立たないブログ”に価値はない
現代は情報に溢れているので、つまらない・役に立たないブログに長居するほど人は暇ではありません。最初のうちは、あなたのブログを訪れて良かったと思ってもらえるような内容を考えて投稿しましょう。単なる日常を書くのではなく、ブログのコンセプトを決めて役に立ちそうな情報を書くことが大事です。自分がやってみて便利だったこと、昨日読み終わった本の感想、ちょっとした豆知識など、あなた自身にしか書けないような内容を記事にしていきましょう。
ブログにアクセスが集まらないと悩んでいる人は、他の人と同じような内容を載せていたりしませんか? 一つの事象を大多数の人と同じ視点で見て、そのまま記事にしていませんか? そのような一般的な内容のブログをわざわざ読みに行きたいと思いますか? 他人との違いを恐れずに、むしろ他人との差こそが価値になるということを認識し、あなた独自の見解を交えた記事を書いていきましょう。その結果、あなたの文章を読みたいというファンが増えていくのです。 人と同じことをするということは、特にインターネット上では無価値です。最初のうちは一歩だけでも、いや半歩だけでも構いませんので、ちょっと日常のレールから踏み出してみませんか。
あなたは自分のブログのことをどう思っていますか? 自分の思ったこと、感じたことを発表する場所、備忘録代わりのメモ帳、欲しい物リスト帳、買ったものリスト、食べたものリスト、読者とのコミュニケーションの場、ウェブ上の情報誌、いろいろな考えがあると思います。もちろんそれで全然問題ありません。でも、ある程度アクセス数が集まるような発信力の強いブログに育ってきたら、自分のブログはメディアなんだという意識を持って運営してみてはいかがでしょうか。
ゲーム、SNS、テレビ、映画、Youtube、ニコニコ動画、ネットサーフィン、キュレーションサイトなど。今は本当に情報、特にコンテンツに溢れている。テレビをつければ、そのまま点け続けるような誘惑に駆られるし、ネットサーフィンをしようものなら、あっという間に1日が終わってしまう。
それほど現代は情報に溢れてて、意識をしなければ無駄な時間を過ごしてしまう可能性が高い。そんな中で、「ブログ飯」を目指すあなたのブログは、上に述べたような様々なコンテンツよりも『絶対に面白い!』もしくは『必ず役に立つ!』と言えるだろうか?
SEO対策に躍起になるよりも、ビッグワードの選定に頭を悩ますよりも、投稿する一つ一つの記事に対して真摯になることの方が結果としてよっぽど効果的なSEO対策になり、結果として新しいビッグワードの創出につながり、結果として「ブログ飯」につなげていけるのかもしれない。
何か一つでも、「ははーん、なるほどなぁ。そういう考え方もあるのか」と読者に感じてもらえればそこに価値は生まれるのだと言える。反対に、どこかのサイトの情報をただそのままコピペするのでは、ブログに対する愛情も、信念も、真摯さも読者には響かないし、ましてやあなた自身のキャラクターも理解されず共感されないということに繋がっていくのだろう。
一朝一夕で「面白いブログ」も「役に立つブログ」も作ることはできない。今はキュレーションサイトが人気で、新規参入が気持ち悪いほど大量発生しているが、無闇にキュレーションサイトは儲かると考えて他のサイトのコピペをするだけでは誰からも見向きもされないのと同じように、ブログも差別化を意識していかなれば誰からも認知されないということだ。
書きたいことを書いて、読者と共感したり、知識を共有したりすることがブログの良さであると僕は感じている。ただ、それだけでご飯を食べ、生活を営み、家族を養おうと考えているサラリーマンの方は、ある意味「一人出版社」として、ターゲットとなる読者を意識して「Web上に自らの雑誌を立ち上げる」「新しいメディアの一つ」という認識を持って、頭を悩ませながらアフィリエイト効果を高めるようにしていかなければならない。
“テーマ以上に大切なのは経験と知識”による土台
ブログの場合は手間と時間がコストです。時間をかけて書いたあなたの記事を見つけてくれた読者に再訪問、できればブックマークしてもらうことが、低コストでのアクセスアップ方法なのです。
ではリピーターを増やすにはどうしたらいいのでしょう。ヒントはあなたが毎日見ているテレビ番組、ウェブサイトなどにあります。なぜ、あなたは少ない自由時間を削って『ONE PIECE』を読み続けていますか? なぜあなたは少ない時間を使って『家政婦のミタ』を観ていましたか? なぜあなたは少ない時間を使って「Yahoo!ニュース」を読んでいますか? それはきっと、あなたにとって「面白い(役に立つ)」情報が提供されているから、その場に居続けるのです。 あなたのブログを同じような場にすることができれば、自然と記事がシェアされ、検索エンジンにも認識され、ファンになってくれる人が発生し、結果的にアクセス数が増加していくのです。個人の嗜好は人それぞれですから、何を「面白い」と感じるかも人によって変わってきますが、どこかで読んだことのある内容、表面的で薄っぺらい内容ばかりのブログでは訪問者はすぐに去っていってしまいます。多少、マニアックでもいいのです。あなたの好きなことを掘り下げて、訪問者にとって居心地の良い場を提供しましょう。人は楽しい場所に集まるという特性を忘れずに。
なかなかファンが増えないときは?ー
ノンジャンルでいろいろな話題を投稿しているブログでもファンが多く、巨大なアクセスを誇るブログがあります。同じようにノンジャンルで記事を投稿しているブログで、まったくファンが居ないブログもあります。この同じように見える2つのブログの違いは、何でしょう。それは足腰の強さの違いです。
図のように、根っこはあなたが今までに積み重ねてきた経験・知識。幹の部分はあなたがそのブログを運営している理由。そして枝葉の部分はブログのジャンルやそれぞれの記事を表しています。ここで気をつけて欲しいのは、枝葉だけ伸ばしていっても、樹木としては不健全な状態で傾いてしまうということです。根っこや幹が強靭だからこそ、枝葉が広い範囲に繁ってもその重さに耐えられるのです。これはブログも同じことが言えます。いくら数多く記事を投稿しても、自分の経験からにじみ出てくるような深みが感じられず、なおかつブログのテーマに合致していなければ、薄っぺらい内容の表面的な記事になってしまい、読者の印象に残ることはありません。最初のうちはとにかく根っこを鍛えましょう。これはやはり日常の体験や勉強が重要になってきます。
仕事で経験したこと、資格取得で勉強したこと、好きな作家の本を読んで感じた世界観、ビジネス書を読んで参考になったフレーズ、マラソンを少しでも速く走るコツ、ゲームの攻略法、ワンピースで得た仲間を信じる力。どれをとっても何一つ無駄なことはありません。そうやってあなたを構成するピースを増やしていき、その経験を記事に散りばめていくことで、あなたにしか書けない文章になってくるのです。
ブログを立ち上げて、読者を集める上で大切なのは、「ジャンルを明確にすること」が強く主張される。また、「ターゲットとなる読者の層を選定すること」も同じように推奨される。しかし、この本の筆者は、あくまでも「自分自身の経験と知識」という根っこが一番重要だと説いている。
確かに、記事そのものがどのような枝葉に分かれていようと、その根底に「毎日面白く生きたい」とか「常に最新の情報を得ていたい」とか「自分の経験を人に伝えたい」といったような根っこの部分がしっかりと根付いてさえいれば、そこから自分がブログを運営している理由という太くがっしりとした幹を支えることができ、様々なジャンルに枝葉を広げる記事を世界に広げていくことができる。
僕がワンピースを読む理由、アニメやゲームにのめり込む理由、本を読む理由、、、それらはきっと製作者の中に広がる世界が具現化された「ストーリー」として共有し、共感し、感動したり勉強したりすることができるからなのかもしれない。ワンピースでチョッパーを連れ出すルフィの格好良さに感動したり、FF10でティーダがユウナに別れを告げるシーンで涙を流したり。物語を通して、人は何かを理解していくのだろうか。
そう考えてみると、「このブログのテーマはこれこれこうで、こうなってこうです」なんて詳しい説明は一切いらない。それは記事を通して必ず読者に伝わる。だから、ストーリーを意識することが一番良いのだろう。客観的な事実の羅列は新聞やニュースサイトに任せて、他と同じような内容の記事の量産は他の薄っぺらいブログに任せて、あなた自身は自分の信念に基づくストーリーを描き、物語を紡いでいけばいい。
“僕はここにいるよ”と叫ぶこと
極めるべき知識はアドセンスに限りません。例えば、Wordpressなどウェブの高い技術を持っていれば、有料の勉強会を開くことだって可能です。何でもいいのです。何か一つの分野で結果を出せば、他の分野でも収益化することができる。そのことを頭の片隅に置いて置きましょう。 言い続けなければ人は気づかない。
そのためには一つの分野を極める必要があります。そしてそのことを、ブログを通じて世界に向けて発信し続ける必要があります。結果を出す理由は言わずもがなですが、発信し続ける理由は「世間はそれほどあなたに興味がない」からです。自分から言わないと、叫ばないと、世の中の人は情報をキャッチしてくれないのです。なぜ、そうしなければならないのか? その理由は後段で詳しく言いますが、組織に頼らずにお金を稼ぎ続けるためには、収益チャンネルを複数を持つ必要があるからです。
また、ブログもそうですが、愚痴や不満、文句はNGです。同調してくれる人もいるかもしれませんが、おそらく、それ以上の人が不愉快だと感じているはずです。コミュニケーションのしやすさがSNSのメリットのひとつではありますが、あなたが書いたことに直接反応する人はごく一部。しかし、実名を出している以上、人は、あなたの発言はしっかり見ています。だからこそ、より一層の節度を持って、発信していく必要があります。しかし、あなたがどのような考え方を持って、成長してきたかを上手に開示していくことで、あなたに関心がある人が集まってきます。
世界の大多数は、相当な有名人に対してでない限り、その辺の一般人と同じようにあなたに興味はしめさない。面白くないブログに対しては、道端にあるお客さんのいないお店同様、目の端に一瞬だけ写ることはあっても、次の瞬間には記憶から消去されるような程度だろう。
折角ブログという情報発信ツールを持っているにも関わらず、自分の存在を広く周知しなければ誰からも見向きもされないというのは寂しいけれど真実だと思う。もちろん、不満や愚痴といった「負の言葉」はブログに限定されず、学校でも会社でも家庭でもNGだ。人は自身と同じ傾向を持つ人と繋がりがたる。負の言葉を口に出す人は、同じように負の言葉を吐き出す人との繋がりを求める。
だからこそ、「使う言葉には慎重になること」を意識しなければいけない。思い通りにならないからといって、世の中に対して不満を口にするよりも、『不自由な中でも楽しく生きるためにできること』が何か、どのように伝えていくことができるのかを考えていくことの方が生産的で、楽しいはずだ。
“誰かのファンになる時は、どんな時だろうか”
人が誰かのファンになる、あるいはお金を払おうと思う時はどんな時でしょうか。それは、困っている時に助けを差し伸べてもらった時です。その助けが大きければ大きいほど、その人に対する信頼感が上がり、ファンになるわけです。パソコンが使えない人が、どうしても翌日までにパワーポイントの資料を作らなければいけなくなった時、代わりに作ってくれる人が居たらありがたく感じますよね。今度、ご飯でも奢りたくなりますよね。ファンを生む、お金を稼ぐということは、こんな単純な要素で出来上がっています。
ただユニークなだけでは飯は食えないー
3つ目に行うことは、あなたの独自性は、誰のメリットになるか?を考えることです。アクセス数や収益を上げるためには、価値を生み出さなければいけません。あなたの得意分野、知識が誰かの役にたったとき、初めてそこに価値が生まれるのです。例えあなたの独自性が、誰もやっていないような珍しいものでも、他者に利益を提供できなければ、単なるイロモノで終わってしまいます。
誰かのファンになる時はどんな時か。直接的には、その人に手を差し伸べてもらった時。困っている時に助けとなるアドバイスをもらったり、解決してもらったりした時に初めて「この人についていこう」と感じることがある。間接的には、憧れの体現だろう。自分が目標とする成功やライフスタイルの実践を体現している人を見ると「この人のようになりたい」と思うだろう。
マーケティングやブランディングといった手法についてあれこれ考えることが多い中、人と人とのつながりにおいて“ありがとう”が最も根幹にあることを忘れず、「誰かの助けになろう」と考え、実践し、解決に導くことこそがファンを獲得するための最も基本となる行為なのだろうと感じる。
「イロモノ」で一時的なアクセスは増やすことはできても、長期的には必ず飽きられる。「ブログ飯」の実践にあたっては、こういった「一発屋芸人」とは一線を画す必要がある。それこそ人気Youtuberであっても、無闇に不可解な言動や行動で一時的に人気を博したとしても、最終的には必ず飽きられる。そうならないように、特定の分野で技術を磨き続けることを意識したい。