“フォースの強い家系なんだ、僕の父も、僕も、そして僕の妹も、、、”ースター・ウォーズ フォースの覚醒を観てきた感想を簡潔にまとめてみたよ!ー

“フォースとともにあらんことを”

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話題沸騰の映画作品、スターウォーズシリーズの最新作がついにディズニー作品として蘇った!!

1977年に「スター・ウォーズ 新たなる希望(エピソード4)」が公開されてから、およそ28年もの歳月をかけ、12月18日にスター・ウォーズシリーズ最新作である「スター・ウォーズ フォースの覚醒(エピソード7)」が公開された。

仕事の関係で公開日の初回に観に行くことはできなかったのが心残りだが、19日の仕事終わりにレイトショーで観に行くくらいにはとてもワクワクしながら映画館へ足を運んできた。

このエントリでは極力ネタバレをしないように表現には工夫をしているつもりだが、これから映画を観ようと思っている方は、映画を観終わってから読むことをお勧めしたい。

 

【チェック】

SF映画の金字塔にして世界中で愛され続ける人気シリーズの新3部作第1章で、『スター・トレック』シリーズなどのJ・J・エイブラムスが監督を務めた超大作。ジョン・ボイエガやデイジー・リドリー、オスカー・アイザック、アダム・ドライバー、旧シリーズのマーク・ハミルやハリソン・フォードらが出演。新たなエピソードやキャラクターと共に、最新鋭の技術とリアルなセット撮影を融合した映像にも期待。

シネマトゥデイ 映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

評価★★★★☆(星4.5)

 

エピソード7 主要人物

今作では、主人公が女性であり、そこがファンの中でも意見が分かれている部分でもある様子。だが、個人的には「女性だからこそ」表現できる苦しみ、苦悩、決意の強さや痛みへの共感ができたように感じることができるのだと思う。

 

自分を惑星デュークーに置き去りにした家族を待ち続け、スクラップ漁りで生計を立てる今作の主人公「レイ」。

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レジスタンスの伝説的パイロットとしてルークの居場所を記した地図を受け取り、ファースト・オーダーに捕まった「ポー」。

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ファースト・オーダーのストームトルーパーだったが、初の戦場で自らの故郷襲撃に恐れと疑惑を抱き、「正しい行いをしたい」と考えレジスタンスのパイロットであるポーに手を貸す「フィン」。

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過去にルークレイアと共に戦った「ハン・ソロ」が「チューバッカ」と一緒に登場。今作では特に重要な役割を担ってる可能性が、、、

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ポーからルークの居場所を記すとされる地図預かり、偶然出会ったレイやフィンと行動することになるドロイドの「BB−8」。

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ファースト・オーダーの中でトップクラスの権力を持つダースベイダーのような風貌の「カイロ・レン」。赤十字のライトセーバーを巧みに操る。

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登場キャラクターは相変わらず大勢出てきて激しくバトルを繰り広げることになるが、概ね上の主要な登場人物を押さえておけば内容は頭にスッと入ってくる。可能であれば、アナキンの幼少期(エピソード1)〜ルーク・スカイウォーカーVSダースベイダーの最終決戦(エピソード6)までは事前にレンタルビデオなどで観ておくのが理想的だ。

 

神話の時代が終わりを迎える

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ルーク・スカイウォーカーがダースベイダーと激しい戦いを繰り広げ、遂にジェダイが永きに渡る戦いを終わらせてから30年もの歳月が経過。他の星々では、ルーク・スカイウォーカーの伝説は、もはや「神話」として語り継がれるが、あくまでも「現実のできごとではない」と考えられている様子。

そんな中、惑星ジャクーに帝国軍率いるファースト・オーダーの軍事指揮を執る黒仮面と黒衣を身に纏うポストダースベイダーの「カイロ・レン」が現れ、反乱軍パイロット「ポー」が受け取ったであろうルーク・スカイウォーカーの居場所を記す地図を渡すよう強要する。

しかし、襲撃を察知したポーは、受け取った地図を相棒のドロイド「BB-8」に預けていた。激しい敵襲から逃げ出したBB-8は、到着したジャクーの集落でスクラップ漁りをして生計を立てる「レイ」と出会い、物語は加速していく。

BB-8の居場所に気づかれ、理由もわからず突然ストーム・トルーパーに追われることになるレイ。偶然出会った“自称レジスタンス”のフィン。そして、逃走の果てに奪い取った小型の宇宙船で宇宙を旅する間に反乱軍の将軍「ハン・ソロ」と「チューバッカ」に身柄を拘束されてしまうが…。

 

テンポのいいストーリー展開に引き込まれる

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こうした様々な出会いと自然なテンポで語られていく展開に終始のめり込んでしまう。

エピソード7が初めての友人と共に映画を観たが、エピソード1〜6を全て観てから行った僕と同じくらい楽しめた様子だった。ただ、今作が完全に初めてのスター・ウォーズ作品である場合は、過去作品の主要人物くらいは押さえておかないと途中で話がわからなくなるかもしれないため、注意してほしい。

ディズニー作品になったからなのか、随所にギャグが散りばめられていて、シリアスな展開ながらに、笑いも誘われる場面が多かったように思う。

特に良かったのは、「BB-8」や「C3PO」、そして「R2-D2」といったドロイドたちの可愛さだと思う。見た目だけでなく、彼らのキャラクターも愛らしく、なんだか応援したくなる印象だ。

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新時代の「スター・ウォーズ」として捉える

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今作の評判やレビューを拝見すると、概ね好評のようだが、一部のコアなファンなどにとっては物足りない内容である様子。だが、スター・ウォーズシリーズもエピソード7となり、今からいきなり過去全ての作品を観てから新規のファンを獲得するよりも、この作品自体を新時代の「スター・ウォーズ」として展開していることも納得した方がいいように僕は感じている。

シリーズが第8部まで続いているジョジョの奇妙な冒険のように、「過去の作品を知っている人はニヤリとすること」ができ、「今作が初めての人には丁寧に説明していく」という非常に難しく、絶妙なバランスを見事に織り交ぜることができている作品に仕上がっていると思う。

時間に余裕のある人は、過去の全作品を観ることをお勧めするが、友達と一緒に初めてのスター・ウォーズを観に行くという方は、安心して鑑賞をしてきてほしい。

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