MacbookにプリンストールされていたGaragebandを使ってみたーLogic Pro Xは高くてまだ手が出せないー

“Garagebandって何ぞ?”

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たまたまだが、友人が趣味でDTMを駆使してオリジナル曲を作曲をしていることを知った。個人でも気軽に音楽を制作し、全世界に公開できるという今のインフラに驚きつつも、せっかくなので僕も音楽制作に挑戦してみたいなと考え、Macbookで使われているDTMを調べてみた。

真っ先に挙がるのが、AppleのApp Storeに並ぶ「Logic Pro X」なるアプリだった。お値段を見ると、なんと「23800円」?!ずぶの素人がおいそれと出せる金額を優に超えている…作曲の“さ”の字も知らないど素人が興味本位で気軽に音楽を編集するには敷居が高い。

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いっそのこと、作曲して歌をつけたら楽しいのではないだろうか?と思って、Macにも対応している初音ミクV3のバンドル版を購入しようかと思ったが、これまた公式サイトからのダウンロード版を見ると「21600円」?!

ふむふむ、どうやら本気でDTMに勤しんでいる方々にとってはこの程度の出費、痛くも痒くもないということか。そう自分の高ぶる想いとカラカラの財布を天秤にかけて、MacbookのLaunchpadを見ていたところ、「Garageband」というプリインストールされているアプリが目に付いた。

 

“無料のソフトだけど、多少は音楽編集を体験できるかな…”と考えながら、起動してみることにする。

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いきなりたくさんのメニューが飛び込んできた。

“うん、それで一体、何から始めたらいいんかね?”と頭の中にたくさんのクエッションマークを浮かべながら、なんとなく新規作成っぽいアイコンの「空のプロジェクト」を選択すると、こんな画面に切り替わった。

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とりあえず、光っているアイコンの「ソフトウェア音源」がそれっぽいので、再び選択。するとClassic Electric Pianoを音源とした画面が表示された。

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さらに、この画面上には、「ミュージックタイピング」という画面上のキーボードも表示されている。

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なんと、キーボードと鍵盤がリンクしており、鍵盤とリンクしているキーボードを叩くと実際に演奏される!パソコン上でピアノを弾くという初めての行為に驚きと好奇心をくすぐられながら、数分叩いてみた結果、、、

 

“飽きた…”

 

というよりも、鍵盤が非常に狭い。異常なまでに狭い。ミュージックタイピング画面の右下にあるオクターブの+と−から鍵盤の音域を変更することは可能だが、実際に弾きながら変えることは常人にとってとても難儀だ。そんな時に僕の家にあるCASIOの光ナビゲーションという電子キーボードが横目に入った。

 

“…もしかして、これってUSBか何かで接続できたりする??”

 

そう考えてキーボードの裏を見ると、、、

 

“あった!!”

 

調べてみるとUSB A-Bというタイプのケーブルがあれば自宅にある電子キーボードとMacbookをつなぐことができるとのこと。そこで、早速近所にあるヤマダ電気にてUSB A-Bケーブルを購入し、接続してみた。ケーブルを接続しただけで、GaragebandがMIDI経由の新しい音源として電子キーボードを認識した。

実際に接続した状態で電子ピアノを弾いてみると、電子キーボードで弾いてからGaragebandに反映されるまでに若干の音ズレはあるが、きちんと認識されていることが確認できた。

 

電子キーボードの鍵盤であれば、ミュージックタイピングよりも遥かに横幅に余裕があるため、Macbookのキーボードで鍵盤を叩く必要が無くなる。実際に、録音を押してから電子キーボードの鍵盤をタッチしていくとGaragebandにしっかりと録音された。戻って再生すると下手くそながらも自分が弾いた曲が再生されることになんだか無性に感動してしまった。

今回は試しに現在練習中であるFF10の名曲「ザナルカンドにて」の冒頭部分を弾き、それらをGaragebandで様々な楽器で重奏させるという編集をしてみた。

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※音量注意

 

特に面白いと感じたのは、録音した楽曲の中にあるミスタッチや音程の修正などが容易にできるという点だ。無料で使えるにしては、かなり高性能で、作曲や音楽編集、初音ミクといったボカロのDTMに興味はあるけど、気軽に始めるには初期投資が…と悩んでいる方はぜひともGaragebandを使って自分で楽曲を作るという体験をしてみてほしい。

GarageBand_icon

※App Storeリンクあり

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