【往年の名作再び!!】ロマンシング サ・ガ2のスマホ版が公開開始されたよ!ー七英雄には何度も苦戦を強いられたよねー
“だけど、進め方間違えると七英雄より道端の敵の方がよっぽど強かった”
1993年に発売されたスーパーファミコンの名作「ロマンシング サ・ガ2」が、遂にスマホ版で発売が開始されました。当時の僕は、最初の七英雄クジンシーはともかく、それ以降のスービエ、ロックブーケ、ノエル、ボクオーン、ダンダーク、そしてワグナスと、どんどん強くなっていく奴らに苦戦を強いられてしまっていました。
ロマンシング サ・ガ2の特徴的なゲームシステムと言えばやはり「皇帝を代々交代して技・術・見切り・街を発展させていく」というものと、「自由すぎるシナリオ」の2点ですよね。メインストーリーとしては、皇帝となって帝国の領土を増やしつつ、宿敵である七英雄を倒すというとてもシンプルな内容ですが、上のゲームシステムと相まって発売当時からとても奥が深いゲームに仕上がっています。
【プロローグ】
‥‥七英雄の伝説‥‥
数多くの悪しき魔物を倒し世界を救い、その後
いずこかへ消えた‥‥クジンシー、スービエ、ダンターグ、ノエル、
ボクオーン、ロックブーケ、ワグナスいつの日か、彼らは戻ってきて再び世界を救うのだという‥‥
世の中が乱れる度に、人々は伝説を語り、救いを願った。
しかし、平和が訪れると‥伝説は忘れられた‥‥人の世の興亡は繰り返す。
安定した国々による平和な時代が終わり、分裂と闘争の時代が始まった。七英雄の名は再び語られ始めた
そして、彼らは来た‥‥だが
《『ロマンシング サガ2』公式プロモーションムービー》
当時プレイしていた時は、七英雄というのは前作ロマンシング サ・ガの主人公たちで、それが敵になって帰ってきたのだと信じきっていた。だけど、ある時ロマンシング サ・ガの主人公は8人であるということを知り、僕の疑問は闇の中へ葬られました。
そして、今回のロマンシング サ・ガ2のスマホ版リリースをきっかけに、改めて七英雄の謎について調べてみたところ、とてもわかりやすくまとめているサイトがありました。
【ミドルエッジ】「【ロマンシングサガ2】ロマサガ2のボス、七英雄の謎について。彼らは一体何者なのか?本当に悪い奴だったのか?」
思わず熟読してしましました。ですが、そのお陰もあってか、当時恐れていた七英雄がちょっとだけ好きになれた気がします。それでも、クジンシーやボクオーンは好きになれませんし、スービエは見た目のせいか、姿を見るたびに背筋に悪寒が走ります。
一方、ロックブーケとノエル、そしてワグナスの3人は、英雄の心を失い切っておらず、比較的紳士的な対応をしてくれるという面で、倒すのが心苦しいように思います(もちろん、彼らを倒さなければいけないのですが)。
ダンダークに関しては、漫画ハンター×ハンターで言うところの「モントゥトゥ・ユピー」に似ている印象です。ただただ強さだけを求めていくという姿勢で、ダンダークだけが七英雄の中で唯一4段階の変化を遂げることができるというのは今でも鮮明に覚えています。
ちなみに、「レトロゲームレイダース」というサイトでは、プレイヤーの視点でロマンシング サ・ガ2の面白さについてかなり熱く語られていますので、「プレイする時間はないけど、当時の感覚を思い出したい」なんて方にはオススメです。
【レトロゲームレイダース】「【名作発掘】 『ロマンシング サ・ガ2』─―七英雄よ!追いつめられた人間のチカラ、あなどるなッ!」
ただ、久しぶりの方も、初めての方も、このロマンシング サ・ガ2をプレイする上で忘れてはいけないのが、「戦闘回数」についてです。一般的なゲームでは、シナリオや進行ルートは基本的に決まっていて、進む先ごとに出現するモンスターの強さが変わっていくことが多いと思います。
ただ、本作は基本的に「フリーシナリオ」であるため、出現するモンスターの強さは「戦闘回数」によって変化していくように設計されています。遭遇したモンスターを毎回必ず倒していけば、きちんと熟練度を積み上げ、技や見切りを「閃き」で覚えたり、使用している武器などの熟練度を高めていくことができるのですが、面倒だからといって遭遇したモンスターから逃げ回っていると、プレイキャクターの熟練度に反して、凶暴過ぎる道端のモンスターに苦戦を強いられるなんて事態も発生します。
発売当時クリアできなかったリベンジマッチをするために、僕も他のゲームが終わったら再挑戦してみたいかなと考えています。クリアするためのコツなどがあったらぜひ教えてください。
【iPhone版ダウンロード直リンクはこちらから】
ロマンシング サガ2 – SQUARE ENIX INC