【ライフハック】「今、あなたは自分の好きなように生きていますか?」ー好きなように生きることは悪いこと?ー

“毎日寝て暮らしたい…”

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毎朝、暖かくて気持ちのいい布団から出るのに気合を入れる。なんとか出れたとしても、学校や仕事に行くために朝の短い時間の中をやりくりしながら、外へ出かける。学校では興味のない分野の授業を受け、持ちたくもない人間関係の中で悩み苦しみ、職場では嫌いな上司に叱責を受け、取引先から罵倒される日々。

「世の中、そんなもんだろう?」

いつの頃から、そんな風に考えるようになっていたのでしょう。

「好きなことをして、何にも縛られずに自由に生きたい」という風に漠然とした想いを胸に秘めつつも、学校や職場のルールに流され、気づけば「今を生きる」ということはどこか夢のまた夢と考えるようになってしまっていないでしょうか。

そんなことを考えていた時に、ライフハッカーで下のような記事を見つけて、読んでみました。

【lifehacker】あなたは「今」を生きていますか? ブエノスアイレス移住で学んだ5つのこと

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1.「今」ある状況、仕事、お金で「未来」を測らない

2.「何とかなる = 何とかする」

3.自分の汚い部分も含めて自分を愛すること

4.不安が原因でやろうとしていることならやらない方がいい

5.リラックスして楽しむ

周りから与えられる勉強・仕事・雑務に忙殺されていると、「あれ、僕の人生って何だろう」と考えるようになります。毎日終電に近い電車に揺られ、家に着いた頃には何もする時間が無く、お風呂に入ってご飯を食べたら再び明日に向けて就寝するという人は多いと思います。

「自分らしく、好きなように生きる」という視点で自分の人生を振り返ったときに、今自分は自分の思い描いているような日々を過ごせていると胸を張って言える人はどれほどいるでしょうか。今回、改めて「自分らしく生きるための考え方」について僕なりの意見をまとめてみようと思う。

 

1.「他人の意見に振り回されない」と心に決める

「そんなこと、できっこないよ」

何か新しいことに挑戦をしようとして、家族や友人、恋人に相談をすると、返ってくる返事は大体このような感じではないでしょうか。相談した本人としては、両手放しで褒め称えてもらいたいだなんて微塵も考えてはいないし、自分自身で難しい部分はそれなりに考えた上での相談であるはずです。

しかし、相談された側は、間髪入れずに上のような返事をしたりするケースが多いのです。

 

一体何故なのでしょうか。

 

それは、相談した方の悩んだ過程やその後起こりうる困難への心配なんて、相談を受けた側にとっては「正直どうでもいい」のです。自分自身に火の粉が降りかからない限りは、他人の人生でしかないのですから、相談者本人以上に真剣になんて考えてはいません。

さらに言えば、あなたが心に決めた新しい挑戦について、「その人はやったことはなく、やるつもりもない」のです。そんな気持ちを持った人に相談をして、自身が望んでいたような答えが返ってくるわけがないのは当然のことでしょう。

 

こういった理由を前提に考えれば、あなたがやるべきことはただ一つ。

「やりたいと思ったことは、わざわざ相談せず、やり始めましょう」

 

2.「恥なんて存在しない」

どうしても言葉にしたくなったら、同じような志を持った人と会って話しましょう。そうした時には、身近な人よりもよっぽど親身でためになる話ができるはずです。今はインターネットを使えばすぐに同じような夢や目標を持った人と出会うことができます。

「見ず知らずの人に、僕の一大決心を簡単には話せないよ」

そんな風に考えてしまう方、視点を変えてみましょう。「見ず知らずの人だからこそ、失敗した時の恥は小さく済む」と考えてみるのです。夢や目標を達成できなかった時、挑戦が失敗に終わった時、また別の夢や目標、挑戦をすることになります。そうした時にはまた新しい出会いがあるはずです。

だから、「恥ずかしい」だなんて思い込みとはきっぱり縁を切って、あなた自身が思い描く理想的な自分に達するために、一歩ずつ一歩ずつ丁寧に歩み始めましょう。

 

 

3.「行動」によって「結果」を出した人が勝つ

「そもそもアイディアに価値はない。行動の結果、初めて価値は足音を立てて近づいてくる」

僕が今自分の格言としている言葉に上のようなものがあります。どこで聞いたのか、もはや記憶に薄くなっていますが、言葉そのものの意味は心に深く根付いています。

 

「素晴らしいビジネスアイディアを思いついた!」

「誰も発表をしていないであろう物語を思いついた!」

「史上最高の名曲を閃いた!」

 

とても素晴らしいことだと思います。それはきっと、その分野に身も心も捧げているからこそ生まれたのでしょう。

 

でも、、、世界の人口は70億人にも達しようとしている現代では、あなたのアイディアは世界のどこかで同じように閃いている人が存在している可能性があります。それこそ、もっと昔から考えられてきたことかもしれません。

「これを実現すれば、きっと有名人になれるぞ!」なんて考えている間はすごく楽しくて充実した時間を過ごせるでしょう。ですが、最も大切なことは、「それを実行に移し、何かしらの結果に結びつけること」です。結果がなければ、ただの夢想・妄想の類でしかありません。それこそ、世界の裏側にいる誰かさんに先を越されることも十分にあります。

よく、テレビのニュースを騒がすような発表があった時に「そんなのは僕でも思いついていたよ」なんて嘯く人を見ます。きっと頭の片隅だとしても、もしかしたら本当に思いついていたのでしょう。きっかけさえあれば、その人自身がその偉業を達成したいたのかもしれません。

ただ、その人は「行動」を起こさなかった。だから、成功という「結果」に結びつかなった。

シンプルに考えれば、たったこれだけのことです。

なので、「やりたいと思ったこと」はすぐにでも「実行に移す」ようにしましょう。あなたの心が本気なのであれば。行動に移せば、何かしらの結果は返ってきます。その良し悪しは、あなた自身の努力如何にかかっていますが、妄想するだけの毎日よりは刺激的な日々を送れるでしょう。

 

4.「大きな夢も、まずは一歩から」を忘れずに

以前書いたエントリ「」にもあるように、“一夜の成功”なんてどんなにこの世を見渡しても見つけることはできないのだと思います。大きな成功をした人は、ほぼ必ず人知れず努力をしているのです。

「僕が本気を出せば、簡単に成功できるはずだ!」

そんな風に考えて、空想の世界に思いを巡らすことも楽しい時間の過ごし方でしょうが、いつまで経っても状況は変わりません。むしろ、1日1日無駄な時間を過ごしてしまうだけで、決して抱いた夢に近づくことはできないのです。

 

「人は誰しも、自らを過大評価している」

そんな一節を目にした時、ふと僕の脳裏に「千里の道も一歩から」という言葉が過ぎりました。

 

素晴らしいビジネスを立ち上げて独立・起業したいのなら、まずは小さくコストのかからないものから始めるもよし、上手なイラストを描けるようになりたいなら、一枚一枚丁寧にしっかりと完成させていくもよし、アフィリエイターや個人事業主として成功したいなら自己アピールの手段を磨くもよし。

 

達成したい目標に向けて、できることを一歩ずつ。

進めば、時に戻る選択もできるでしょう。立ち止まれば、戻るにも歩んできた道もなく、ただただ立ち尽くすしかありません。人生という長い旅路の中で、目指す道標を設定して、迷いながら、悩みながら、それでも力強く進める一歩一歩が、自分自身を強くしてくれるでしょう。少なくとも、僕はそう信じています。

 

 

 

 

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