悩める人必見?!辛くなった時に思い出すと少しだけ心が「ほっとする」考え方ー頑張る姿は人の目にちゃんと写っているもんなんだー

“最近すごく辛い…”

毎日が平穏無事に過ごせる人は一体どれほどいるのだろう。人生は山あり谷あり。平凡な時期もあれば、波瀾万丈な時期もある。楽しいことがあったかと思えば、嫌なこともある。それでもなんとか乗り越えなければ明日は来ない。

せっかくなので、今回のエントリでは、嫌なことに直面した時に、少しでも心が「ほっとする」ための考え方をいくつか紹介したいと思う。

「最初から完璧にはできない」

完璧主義な人ほど陥ってしまう「失敗への恐怖」。自分がやらなければならない役割や仕事に対して、「失敗したらどうしよう」とまだやってきてもいない未来に対して、失敗した時のイメージを膨らませていく。

でも、少し立ち止まって考えてほしい。まだ、その「不安でたまらない未来」はやってきてはいない。準備不足で失敗をしてしまうかもしれない。やったことがないから不安でたまらないかもしれない。

だが、それでも構わないのではないだろうか。

もちろん、大きな大会で１つの失敗がその後の成果を大きく左右したり、会社のコンペでクライアントからの採用がされないといったこともあるかもしれない。そういった大きなイベントでは確かに失敗は死活問題だろうが、反対にちょっとした発表やこれまでやったことのない仕事といった「新しい挑戦」であれば、一度や二度の失敗なんて気にする必要はない。

人は誰だって、最初から何でも完璧にできる人はいなくて、失敗の中から多くのことを学んで、誰かに教えてもらいながら成長していく。初めから諦めるのではなく、初めから恐れるのではなく、初めから完璧を求めるのではなく、精一杯できる限りの準備をするだけでも十分満足のいく結果を生むことができるはずだ。

「大丈夫！なんとかなるもんさ！」

身近に見かける楽観的な人。そういった人が口癖のように発する言葉には「大丈夫！大丈夫！なんとかなる」というものがある。思い返してみれば、誰かに迷惑をかけてしまったり、自分の大事にしていた物を壊してしまったり、誰かと喧嘩をしてしまったりしても、謝ることや諦めることで何とかなることが多い。

本当の意味で取り返しのつかないことと言えば、心にもない言葉を口にして友達や家族を傷つけてしまうことや、人が大切にしている物を壊してしまったりすることだろう。一度口から発した言葉は引っ込めることはできないし、一度壊してしまった人の大切な物は簡単に直すことはできない。そういったことに関しては、十分注意しなければならないが、通常自分がやろうとしていることであれば、「案外やってみれば大したことが無かった」ということも多い。

心配性な人は特に、「なんとかなるもんさ！」と口にしてから挑戦をしてみるといいと思う。

「死ぬわけじゃないさ」

一番忘れがちで、一番当たり前で、一番大切なことこそ「死ぬわけじゃない」という考え方。挑戦してみた結果、ちょっと失敗したり、思うような結果が出なかったとしても、すぐに人生が終わってしまうわけではない。むしろ、失敗を糧に次回大きな成功を掴むことができる可能性の方が圧倒的に多い。

何かに行き詰まってしまった時や、新しい調整に不安で仕方ない時、心がぎゅっと締め付けられる辛さを感じてしまいそうになったら「この程度で死ぬわけじゃないし、気楽にやろう」と呟いてみよう。不思議と心に詰まっていた息苦しさが少しだけ楽になるはずだ。

悲しいことを楽しい気持ちでトライしてみる。

生きていれば何度でもやり直すチャンスはあって、挑戦を繰り返すうちに成功するためのコツもわかってくることの方が多い。でも、変わろうと思う気持ちと、変わろうとする努力を持って毎日一歩ずつ歩いていくことも必要であることは忘れないでいたい。