【もう言い訳禁止!】スキルを身に付けたいなら、「魔法の杖」ではなく「継続の魔法」を知ることから始めようー継続は力なりー
“みんな、何でも思い通りになる「魔法の杖」が欲しいものなんだよ。
だけど、「魔法の杖なんて存在しない」ということに
気づいた人から順にスタートラインに立つことができるようになるんだ。”
どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。
唐突ですが、1つ質問があります。
何でも思い通りになる「魔法の杖」があるとしたら、いくらで買いますか?
100円?、1万円?、100万円?、1億円?
もし本当にそんな魔法の杖があるのなら、いくらだしてでも欲しいと感じる人もいれば、「何でも思い通りになるなんて面白くない!」と感じて無料でもいらないと言う人もいるかもしれません。
(僕は喉から手が出るほど欲しいですけども、、、)
この「魔法の杖」を、ガジェット・アプリ・ソフトウェア・英語などの学習ツール・各種資格取得などに置き換えてみたときに、「買って所有しただけで何かを得られた気になる」のはまさしく買ったその瞬間はそのツールが「魔法の杖」かのように錯覚しているからなのでしょうか。
そして、気づけば期待に胸を高鳴らせて買ったそのツールは、大きく活用されないまま埃を被るかのように記憶の片隅に追いやられることも、、、
今回は「魔法の杖」と「スタートライン」について、考えを整理していきたいと思います。
塵も積もれば
毎日1時間、細切れの無駄な時間を足して2時間もテレビや部屋でゴロゴロ等で貴重な時間を無為にしたとすると、年間で730時間も費やしていることになります。
頭の中では、
「スポーツうまくなりたいなあ」
「パソコンをもっと使えるようになりたいなあ」
「英会話できるようになりたいなあ」
「もっと勉強しなくちゃなあ」
そんな思考ばかりが頭の中でグルグルグルグル、、、
でも体は一向に動かない。
「スキルを身に付けたい」と思ったならまずやることは、ただ1つ。
“実際に始めてみる”
それだけです。
無為にしていた時間をまるまる「やりたいこと」に充てれば、年間730時間という大量の学習時間を確保することができるのですから、考え方一つで大きく変わっていくはずです。
「魔法の杖」は存在しない
ただし、ここで注意して欲しいことがあります。
「どんなに便利なアプリやガジェットを手に入れたところで、その瞬間にプロになれるわけでない」という点です。
例えば、イラスト制作をしたいなら、PhotoShopやIllustrator等のアプリを購入しますが、購入した瞬間からすぐに使うことができるわけではありません。
同様に、ボカロで作曲したいなら、ボカロとDTMのアプリを購入しなければなりません。
ウェブサイトを制作したいなら、パソコンかスマートフォンを購入しなければなりません。
英会話ができるようになりたいなら、参考書の購入や英会話スクールに通わなければなりません。
ですが、「購入しただけ」では「やりたいこと」は自動的に成し遂げられません。
こうした新しいスキルを身につけ、成果として完成させるためには、それに合った参考書やビデオで学び、アプリやガジェットを使って学習をしていく必要があります。
どれだけ探し求めたとしても、「魔法の杖」は存在しないのです。
「継続の魔法」があればこそ
一瞬でスキルが身につくような「魔法の杖」が世の中に存在するのなら、誰もが喉から手が出るほど欲しがるでしょう。
しかしながら、無いものは無い。
ただ、悲観する必要のありません。
「何があっても続けること」こそ、誰もが使える最高の魔法なのです。
昔から、「継続は力なり」と言われていますが、この言葉は本当にその通りだと思います。
僕が始めたオンライン英会話も、仕事終わりに毎日続けて2ヶ月ほど経過した今、講師の話している英語の内容を大体聞き取れるようになってきました。
一眼レフカメラも、買った当初は重いし設定が分かり難いし、持て余しそうだなと不安でしたが、最近では出かけるたびに持ち歩き、構図やタイミングを意識して撮影することができるようになり始めました。
そして、ブログも開設してから250記事を超え、だいぶ軌道に乗ってきました。
「社会人には時間が無い」とは言うものの、「始めてみなければ何も生まれない」というのもまた事実です。
しかし、一旦始めてしまえば、後は前に進むだけです。
「魔法の杖」を見つけることは一生かかってもできないかもしれませんが、一生をかけて「継続の魔法」を使い続けることは可能でしょう。
止める判断を下す勇気こそ
「それでもやっぱり時間が無いんだよ!」
そう言う人もいるかと思います。
ですが、考え方を180度変えてみましょう。
「時間が無いからこそできる」、と。
人生は思った以上に短いものです。
大きな夢を胸に秘め、輝くような青春の日々を過ごした10代だった少年少女は、社会人になって厳しい現実に打ちのめされ、仕事に慣れた30代になってこれから身につけたいと思う新しいスキルに思いを馳せるようになります。
その思いが強ければ強いほど、行動にも移しやすくなっていきます。
「時間が無い」のは、他の何かに時間を費やしているからです。
残業が多いなら、残業が少なくなるように仕事の進め方を工夫する。
見たいドラマやアニメが多いなら、厳選して見るようにする。
家にいたらゴロゴロしてしまうなら、近くのカフェにでも行って勉強をしてみる。
友人や家族の相手に忙しいなら、「やりたいことが終わったらね!」と一声かけておく。
こうした工夫一つで、時間を作ることはできるでしょう。
何よりも大切なのは、「本気であるかどうか」にかかっています。
「時間が無い」という「言い訳」を盾に、やりたいことをやろうとしない自分は一旦捨てて、がむしゃらになって挑戦をしていくことこそ僕らが持っている唯一の「魔法」なのかもしれませんね。
※「魔法の杖」、売ってました。。。