【LINEスタンプ第3弾】双子のおばけ「はろ吉」と「うぃん太」をAffinity Designerで描いてみたよっ!!
"Affinity DesignerでLINEスタンプ制作!!"
どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。
ようやくできました。
LINEスタンプ第3弾 双子のおばけ「はろ吉」と「うぃん太」です。
【販売ページ】
LINEスタンプは最低8個から販売できるように仕様が変更となりましたが、購入して使ってくれる方の満足度を考え、あえて40個を1セットにしました。
構想はかなり早い段階にあったのですが、制作が遅れてしまい、仕上がり・リリースまでに想定以上の時間をかけてしまいました。
とはいえ、「MacBookとアプリだけでLINEスタンプ制作」という目標は順調に達成されています。
特に今回は「Affinity Designer」だけを使ってスタンプ制作ができましたので、手順を説明したいと思います。
アートボード機能を使う
LINEスタンプは最大で40個(今は8の倍数ごとに販売可能)なため、普通に制作していたら40個ものファイルを作らないといけません。
ところが、Affinity Designerなら1つのファイルで複数イラストを同時に編集できる「アートボード機能」がありますので、こちらを活用します。
なお、1つのファイルに40個のアートボードを作ってしまうと動作とファイルサイズがとても重くなりますので、おすすめは8個ずつにしたアートボード作成です。
僕の場合、8個のアートボード入りのファイルを5つに分けて合計40個のスタンプを制作しました。
画像を読み込む
アートボードを作成し、必要な数分の複製が完了したら、それぞれのアートボードに下書きデータを読み込ませましょう。
最終的に下書きデータは簡単に消せるようにアートボードレイヤーの下に設置するのがオススメです。
読み込む際は、Finderからのドラッグ&ドロップでもできますので、あまり難しく考えずにポンっと突っ込んでいきましょう。
iPhoneやiPadをお持ちの方は、撮影した写真をAirDropでMacbookに送るとスムーズにデータのやりとりができますよ。
個別にペン入れ・着色
ここが一番時間がかかります。
下書きを貼り付けたアートボードごとに、とにかくペン入れを進めていきます。
「線を引いてはつまんでぐいー!、線を引いてはつまんでぐいー!」を繰り返してイラストを作っていきます。
FireAlpacaを使って描いた時よりは、修正や複製も簡単にできるので、制作時間そのものはだいぶ短縮できるのがこのアプリの良いところでしょう。
線画ができたら、その線画の下に切り絵のように色を乗せたオブジェクトを置いて重ねていきます。
サイズをまとめて変更
アートボード作成時にサイズを以下の通り作成しているのですが、書き出した際にうまく反映されなかったため、Macbookに元々インストールされている「プレビュー」のアプリを使って、一括サイズ変更をしました。
【メイン画像】W370×H320 pixel
【トークルームタブ画像】W240×H240 pixel
【スタンプ画像】W96×H74 pixel
上のサイズに変更すると、LINEクリエイターズマーケットに登録する際弾かれることが無くなりますので、しっかりとサイズチェックは行っておきましょう。
Affinity DesignerはIllustratorの代わりになるか?
パスを使ってイラストを制作するという点においては、十分以上に力を発揮してくれています。
また、動作自体も思った以上に重くはないので、サクサク快適にスタンプ作成をすることができました。
ただし、Macbook Pro以上のスペックでないと、作業中にアプリが強制終了したりするトラブルに遭遇する可能性が高まりますので、MacbookやMacbook AirでAffinity Designerを使う際にはこまめに保存する等の対応をしておきましょう。
結論を言えば、個人的に使用するドロー系アプリとしてAffinity DesignerはIllustratorとタメを張れる良いアプリです。