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仕事のメールは自宅で開かないことを徹底すると豊かな休日を過ごせることに気づいたー本当にその日その時を楽しむために必要な「自分ルール」ー | たいようのライフログ

仕事のメールは自宅で開かないことを徹底すると豊かな休日を過ごせることに気づいたー本当にその日その時を楽しむために必要な「自分ルール」ー

“お休みのところ悪いんだけど、ちょっとだけお願いしてもいいかな?”

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いやいやいや、ダメでしょ。

気を利かせて思わず「ええ、良いですよ」と言おうものなら、次から次へと仕事が舞い込んでくる。基本的に職場又は出張で職務中は業務の一環として当然メールは読み、必要に応じて返信する。

メールチェックを欠かさずにしていた時には、メールを送ってきた相手に対して早朝から深夜まで際限なく送受信を繰り返していたが、明らかに休日のプライベートな時間にも仕事のことが頭から離れず、いま目の前にいる大切な人よりも、遠くの仕事関係の人のために動いているような印象を持ち始めた。

“よし、試しにプライベートでは仕事のメールを一切見ないで過ごしてみよう!”

そう決めて、以下のことを実践することにした。

 

下準備ー罪悪感を感じないようにする4つのポイントー

職場内での根回し

・休む前の日には職場内メールで必要な引き継ぎ事項を周知し、メールの中に「判断を要する緊急な事案が発生したら電話をください」と明記しておく。
・職場内の職員には休日は原則メールを見ないようにしていることを伝えておく。

 

スケジュール管理

・業者とのアポイントや重要な会議はもちろんのこと、急ぎの案件は優先的に処理をして、後に回しても問題のない業務だけを残すようにする。なお、僕にとっての急ぎの案件の基準としては、「相手に迷惑をかけるか否か」かつ「レバレッジの高い業務か否か」としている。
・Google Calendar等で都度スケジュールを管理して、ブッキングやアポ、会議予定がないことをしっかりと確認してから休む日を決める。

 

メールアプリから職場のアカウントを削除

・iPhoneに初めから入っているメールアプリは様々なアカウントを1つのアプリで読むことができるため、とても便利だ。反面、他愛もない日常のメールの下の方にある職場アカウントのメール件数が100件となっているのを見てしまっては元も子のないということで、ばっさり切ってしまった。

 

職場のアカウント専用のメールアプリを準備

・とはいえ、全くアクセスできないのは本当に緊急の場合に困るため、通常のメールアプリから切り離した後、【myMail】という無料アプリを職場アカウント専用にして置いておくことにした。

 

実際に試して3ヶ月経過した結果ー実感した3つのメリットー

実際のところ仕事に支障は出ない

初めは仕事上のトラブル対応が迅速にできなければいけないと考え、休日にも関わらずiPhoneを握りしめながら常に仕事のメールに怯えていた。今回、思い切って仕事のメールを読まないようにするための下準備をしっかりと整えることで、普段の仕事もきっちりと優先順位を見極めることができるようになったように感じている。
時には、「今すぐこの書類がほしい!」というような要望に対しても、“そもそも本気ですぐに必要な書類であれば、事前に要望しておかない相手が悪い”と割り切る必要もあるが、実際のところその通りだと思う。

 

プライベートと仕事のON/OFFが明確になった

職務に従事している間は、当然のことながら最大限仕事に傾倒する。でも、一歩外に出たらそれは自分の時間だ。「仕事第一!」「仕事大好き!」「呼ばれたら即座に駆けつける!」といった時代錯誤の体育会系オーラを醸し出す社畜ならいざ知らず、大半の人はプライベートを充実させるために仕事をしている。
仕事のために貴重なプライベートの時間を削って、稼いだお金に何の価値があるのだろうか。一番大切なことは、仕事で稼いだお金で人生を豊かに過ごすことではないのだろうか。
こういった本質的な部分をおざなりにして、「会社のため」に馬車馬のように働いたところで、会社はあなたの人生を豊かにしてくれはしない。

休日をしっかりと楽しむことができる

「休日」とは、本来自分がしたいことをして良い日だ。
友人と趣味のスポーツをしたり、読書をしたり、ゲームをしたり、映画やデート、昼寝だっていい。こういった自分の好きなことをしている時間に、ふと仕事のメールを見てしまって休み明けの業務に頭を抱えて暗い休日を過ごすのはなんて無駄な行為だろう。
今回、ばっさりと仕事のメールを読まないように下準備を進めて、実際に3ヶ月ほど経過したところで、大勢に影響はないことが確認できた。ブログの更新をするのもそれなりに時間がかかるため、一々仕事のメール対応をする時間がないというのも本音だったりする。
何よりも人生は一度きりなんだから、自分の時間は自分で作って、好きなように楽しむ方がよっぽど素晴らしいと思っている。最大限に仕事をして、最大限に遊ぶ。そうするためにどうしたら良いかを考えて、行動に移してみることで、見えてくる世界もあるのかもしれない。

 

あとがきー「休日にメールを読んでいる前提で話しかける人に対して」ー

休み明けに「昨日メールした件ですが…」という前振りで話を始める同僚に対しては、「出勤したばかりなので、これからメールを読みますね。もしくは口頭で良ければそのままお伝えください」と言うようにしている。反対に僕自身も休日の同僚に対してメモ代わりにメールを送るが、メールを読んでいない前提で「メールを送ってはありますが、先にお伝えしますね。詳細は後ほどゆっくりお読みください」と言うようにしている。
メールの話に限らず、相手が常に全てを理解している状態という前提ではなく、情報共有と一から説明するつもりでわかりやすく簡潔に要点だけをまとめて話すように心がけないと相手には何も伝わらないので、その点は注意する必要があると感じている。

 

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