あなたは多趣味?それとも無趣味?ー楽しみ方は人それぞれだけど、熱中できる趣味があったらいいなー
“おれって、無趣味でさー”
どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。
突然ですが、質問です。
「あなたの趣味は何ですか?」
こんな質問をされた瞬間に、パッと3つ以上の趣味が頭に思い浮かんだ人は十分多趣味な方と言えるでしょう。
一方で、「あれ?おれの趣味って何だろう、、、」と感じた人は、もしかしたら無趣味な方である可能性があります。
とはいえ、多趣味と無趣味のいずれかが優れているという話ではありません。
それぞれにメリットとデメリットがあります。
今回は、多趣味と無趣味のメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。
多趣味であること
僕の場合、ブログ執筆・イラスト制作・一眼レフでの写真撮影・ブレイクダンス・映画鑑賞・アニメ視聴・読書全般・英語の勉強といった多くの趣味に限りある時間を割きつつ挑戦しています。
1日の自分の時間は限られていますので、趣味ごとに優先順位をつけて、その時やりたいと思ったことに力を入れて取り組むようにしていますが、時期によっては全く手につかない趣味もあったりします。
メリット
多趣味であることのメリットとして考えられる点を、下にまとめてみました。
・会話、話題の幅が広がる
・他の趣味と共通する点に気づくと成長が早くなる
・自分の限界を引き上げてくれる
・充実した日常を送れる
・いつも何かしらの新しい発見がある
人と会話する時にも、趣味の話題を通じて相手の共感や関心を得られることもありますので、色んな趣味に手を出すこと自体は悪いことではないと感じます。
そして、何が嫌いかではなく、何が好きかで自分自身を語ることができるようになるのは、多くの趣味を持っている人だからこそのメリットと言えるかもしれません。
デメリット
とはいえ、何でもかんでも手を出して良いかと言えば、そうとも言い切れません。
多趣味であることのデメリットも多数存在します。
・お金がかかる
・人付き合いが面倒
・時間が足りない
・器用貧乏になる
やりたいことが多いのは、充実したプライベートを過ごすにはとても良いことですが、一方で初期投資費用と自由時間の捻出に苦慮することになります。
とはいえ、全ての趣味を同じ割合で力を入れなければならないか?と問われれば、その答えはNOです。
無趣味であること
知り合いに趣味らしい趣味がないと言う友人がいます。
土日は特に誘われなければ家でゴロゴロして、平日の仕事終わりはご飯やお風呂が終わったら早々に寝る日々とのこと。
これが悪いことかと言えば、全くそうとも言えませんね。
多趣味の人と同じようにメリットとデメリットがあることが読み取れます。
メリット
無趣味であることのメリットとして考えられるのは下の通り。
・時間に追われる必要がない。
・お金がかからない。
・ゆったりと体と心を休めることができる。
・自分のために生きていることが実感できる。
4番目のメリットなどはやや無理やり感がありますが、全体的に「無理をしない」ことで「生きる上で必要以上の出費と時間の浪費を削減できる」ことがメリットとして挙げられるように思います。
平日は仕事でお金を稼ぎ、週末は体を休めながらのんびり過ごす。
これはこれでとても穏やかな日々を過ごせるように感じます。
デメリット
一方で、デメリットとして考えられるのはどんなことでしょう。
いくつかピックアップしてみました。
・充実感が得られない可能性がある
・仕事のために生きている感覚に陥る
・自分の好きなことを語れない
・交流の幅が広がりにくい
いくつかデメリットとして考えれる項目を挙げてみましたが、それでも不自由なく楽しんでいる場合は特に問題はないかもしれませんね。
人が生きる上で、何に楽しみを見出すかは、それこそ人それぞれです。
優先すべきは何かを考える
ただ、多趣味の人の場合は、やりたいことが多過ぎて収集がつかなくなってしまうパターンに陥りやすい傾向にあります。
趣味が多過ぎて、にっちもさっちもいかない状況になるような場合には、「止める」という選択肢を視野に入れる方が現実的でしょう。
とはいえ、積み上げてきた技術や人間関係をすっぱりと切れる人はそう多くないはず。
そうした状況であれば、優先順位を意識していきましょう。
全ての趣味を自分の中の優先順位の第一位にするのではなく、趣味ごとに比重を割り当てればいいのです。
ダンスをしながら読書はできません。
ゲームをしながらブログは書けません。
イラストを描きながら映画鑑賞はできません。
マルチタスクで何とかしようとするのではなく、今この瞬間にやりたいことは何かを考えて、すぐに行動に移す。
それこそが趣味を楽しみながら過ごすコツなのだと思います。
まとめ
改めて、「自分の趣味って何だろう?」と考えてみると、「自分が最も自分らしくいられる気持ちにしてくれるもの」こそが趣味であって、あくまでも自分軸で楽しみながら取り組んでいければいいものなのだと感じました。
眠くて眠くて、その上疲れている時にまで無理して英会話をしようとした時、「趣味なんだから、無理したら楽しくなくなっちゃうよ」と言われてハッとしました。
もちろんやりたいことに全力で取り組むことは大切ですが、自分の体力や生活時間、金銭面で無理をしてまっては本末転倒でしょう。
多趣味でも無趣味でも、どちらが優れているわけではなく、あくまでも「自分らしく在れる生き方」を選ぶことこそが充実した人生の条件なのかもしれませんね。