一眼レフカメラとスマホカメラの使い分け-作品としての写真か、記録としての写真か-
"一眼レフカメラとスマホカメラ、両方使ってわかった使い分け方法"
どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。
一眼レフカメラを買って以来、週末や長期休暇にお出かけする際に必ず持ち歩くようにしています。
初めて行く場所の場合は所持しているレンズを可能な限り全部持っていきますが、何度か訪れている場所の場合はその場所に適したレンズを選んで行くことが多いです。
そして、一眼レフカメラでの撮影を始めてから10ヶ月ほど経過しましたが、いま振り返ってみると、最近ではスマホ(iPhone)で撮った写真と一眼レフカメラで撮った写真とを無意識に区別していたことに気づきました。
記録用写真としてのスマホ(iPhone)
iPhoneで写真を撮るのは、ほとんどの場合「記録目的」での撮影が多くなりました。
スクリーンショットも、後で見返す用のメモとして使う程度。
iPhone7Plusに機種変更したことで、ポートレートモードという一眼レフカメラ風の写真を撮ることが可能にはなりましたが、やはり使いづらさが残る印象。
仕事やプライベートでは主に「必要があって後で見返す用の記録写真を撮っておく」という使い方に落ち着いています。
作品作りとしての一眼レフ
一方で、一眼レフカメラではもっぱら「作品作り」を意識してシャッターを切るようにしています。
"あ、この被写体良いな!"
"この景色を印象的に撮れる画角はどこかな"
などと考えながら、ファインダーを覗き、ピンとくる構図を探してシャッター切ります。
単焦点なら自然で明るいボカしの効いた写真を撮ることができますし、標準のズームレンズならパキッとした高解像度の写真を撮ることができます。
撮った写真を後で見返しても、イメージした通りの構図と綺麗な画質の作品だと、iPhoneで撮った写真と満足度が大きく異なるような気がします。
加工の時はiPhoneを活用
とはいえ、完全に一眼レフカメラとiPhoneを切り分けているわけではありません。
僕が普段使用しているCanon EOS 8000Dは、撮影した写真をアプリ経由で圧縮せずにWi-Fi転送ができるので、だいたいの場合、撮り終えた後にすぐiPhoneに写真データを移しています。
iPhone内に写真データが入れば、あとはこっちのもの。
LightroomやPixelmatorで色合いや写真構成(グリッド)などの調整をして、TwitterやInstagramにアップロードしています。
このように、写真撮影を一眼レフカメラで行い、閲覧・編集作業をiPhoneで行うという住み分けが僕にとってはとてもすっきりしていて心地よい状態に仕上がっているため、余計なストレスなく撮影・編集を楽しめているのだと思います。
もちろん、時間に余裕があるときや、レタッチを行いたい写真がある場合にはMacBook内のAffinity PhotoでRAW現像をすることもあります。
まとめ
一時期はiPhoneにしか無い思い出の写真と、一眼レフカメラにしかない思い出の写真とが混在していて、整理をしなければいけないと考えただけで大きなストレスになっていました。
そうした時に、上で紹介したような使い分けをすることにした結果、とってもシンプルに写真管理をすることができるようになりました。
何と言ってもiPhoneで撮った写真は、撮影可能な画素数の関係上、引き伸ばしてみるとどうしてもザラザラとした印象が拭えないので、僕のような素人が旅行や作品撮りをするにはあまり向いていないように思えるのです。
もちろん、iPhoneカメラを使ったプロカメラマンもいらっしゃることは知っていますが、、「弘法筆を選ばず」とも言いますので、やはりプロの手にかかればそれがたとえチェキであろうと十分素敵な作品を生み出してくれるのでしょう。
ただ、アマチュアは友達や恋人・家族と出かけついでに写真を撮るというケースの方が圧倒的に多く、そういった状況でのんびりiPhoneのカメラで光の向きや構図を工夫する時間に充てるよりも、一眼レフカメラを持ち出して、一回シャッターを切れば良いだけにした方が、撮影もお出かけもちゃんと楽しめるようになるはずです。
↑上位機種が出たようですが、まだ買い換えは検討していません。