一言シリーズ-コミュニケーション4つのタイプで苦手なあの人と仲良くなれる!?
“これで苦手なあの人と仲良くなれる!?”
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どうも、七色たいよう(@nanairotaiyo)です。
コミュニケーションって、難しいですよね
就職活動の時期になると、しきりに周りの大人から「コミュニケーションが大事だ」「コミュニケーション力のある人材がほしい」と言われます。
そもそも、コミュニケーションが大事なのは言われなくても誰だってわかります。
もっと具体的に、「自分のコミュニケーションタイプ」を知り、相手に合わせてどのように振る舞うべきかについて知った方が何百倍も役に立つのではないでしょうか。
そんな時に思い出したのが、僕が就職当初に研修で行った「コミュニケーションタイプ分け」。
自身のタイプを
「コントローラー(支配)」
「プロモーター(行動)」
「アナライザー(分析)」
「サポーター(支援)」
いずれに属すかを知ることで、相手のタイプに合わせた対応を事前に考えることができるコミュニケーションのタイプ分け診断です。
僕の診断結果は【アナライザー】タイプ。
事前に情報収集や様々な状況を想定した上で、意思決定を行うようなイメージです。
根拠やデータの詳細について説明がちになってしまうため、相手が【コントローラー】だとイライラさせてしまう可能性があることから、
“この人はコントローラータイプだから、結論から話すようにしよう”
といった対応をすることを選択できます。
Yahoo!ニュースBUSINESSより
タイプ分けは、臨床心理学、組織行動学などをベースに人が持つコミュニケーションの傾向を、コントローラー、サポーター、プロモーター、アナライザーの4タイプに分類し、現在のあなたがどのタイプの傾向が強いかをチェックするテストです。
私たちは、人と対話するときや関わるとき、無意識に、相手を「上/下」「勝ち/負け」「知っている/知らない」「正しい/間違っている」「同じ/違う」といった二極化してみたり、判断したりする傾向があります。タイプ分けによって、自分と違う価値観、感じ方、行動の仕方があることを知ることができます。
もちろん人を厳密に4つのタイプに分けられるわけではありません。本来人は一人一人がそれぞれ固有の存在であり、簡単に類型化などできません。またコミュニケーションのタイプは、現在置かれている立場、役割によって変化するものです。「私はこのタイプだから」「あの人はタイプだから、こういう性格だ。」というような安易な決めつけは、コミュニケーションの幅を狭めていったりすることになります。
タイプ分けは、あくまでもコミュニケーションの可能性を広げるための視点の一つとして活用していくことが大切です。自分のタイプを知り、相手のタイプがなんであるかを考えること。そうすることで、これまでコミュニケーションすることが難しかった相手に対しても、今までとは違った新しい切り口からアプローチできる可能性が高まります。価値観が多様化する今、相手に合わせた個別対応を通じた関係構築能力が求められています。
ぜひこの機会に、自分のコミュニケーションタイプを確認してみましょう。